一人暮らしの食費平均はいくら?【2025年最新データで紹介】節約術あり!

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一人暮らしをしていると、

「一人暮らしをしてみたら、想像より食費が高かった😦」
「値上がりラッシュで食費が高くなった…」
「節約してるけど、栄養が偏ってる気がする…」
「料理が苦手だから食費が高くつく😢」

と悩むことはありませんか?

さやかさん

全部なんだけど💦

ちよ

私も若い頃に一人暮らしを始めたばかりの頃は、食費の管理にかなり苦労しましたよ。
「安く済ませよう」とがんばったはいいけど、栄養が偏ったり、逆にストレスで外食してしまい、節約が水の泡になったり…。

この記事では、一人暮らしの食費平均や理想の目安、そして無理なく続けられる節約のコツをまとめて紹介します。

ちよのアイコン画像レモンサワーを飲んでいる様子
ちよ

野菜ソムリエ・調理師・Nadiaアーティスト・レシピライター。
28年間在宅フリーランスとして活動中。
一人暮らしと料理のプロ目線で、宅食サービスを本音レビューしています。


あなたの食生活を、もっとラクに、もっと楽しくするヒントになればうれしいです!

目次

一人暮らしの食費平均はいくら?【2025年最新データ紹介】

統計をペンで指している

同じ世代の人が食費にどのくらい使っているのか気になりますよね。
まずは、一人暮らしの食費が実際どれくらいか、データから見ていきましょう。

一人暮らしの平均食費は?

総務省統計局が、2025年2月に行った「家計消費単身モニター調査」によると、単身世帯の1ヶ月の食費の平均以下のとおりです。

男性 約47,000円
女性 約35,000円

これらの平均は単身世帯全体のものですが、 以下の表は、年齢別にまとめたものです。

年齢男性女性
~24歳30,10426,098
25~29歳40,49729,263
30~34歳54,52837,433
35~39歳46,59437,614
40~44歳54,11433,024
45~49歳49,89335,113
50~54歳46,92338,478
55~59歳44,62636,785
60~64歳48,99238,414
65~69歳49,39038,317
平均46,56635,054

この数字だけ見ると、「意外と高い」と感じませんか?
1人分の食事だからといって、食費が大きく抑えられるわけではないんですね。

なぜ一人暮らしの方が割高になるの?

例えば3人家族の食費は月8万〜9万円が平均的。
単純計算だと1人あたりは約28,000円程度ですが、一人暮らしでは35,000〜47,000円が平均。
実は一人暮らしのほうが1万円以上も高いことがわかります。

そしてその理由:

  • まとめ買いしにくい
  • 食材を使い切れずムダが出る
  • 外食・中食に頼りがち
  • 1人用パックやミニサイズが割高

一人暮らしは食材をまとめ買いしにくく、1人用パックは割高。
結果的に、一人のほうが食費がかさんでしまうんですね。

さやかさん

みんな食費の何にお金が使っているのか気になる〜

2023年の総務省の「家計調査(単身世帯)」によると、 一人暮らしの食費の月平均のうち、冷凍食品やコンビニの食品など「調理食品」への支出は、平均で月に7,733円というデータが出ています。

ちよ

普段、何気に買っている冷食とかって月に8,000円近くなっちゃうんですね。

男性の方が食費が高いのはなぜ?

先ほどに示した年代・性別での食費を見てみると、どの年代でも男性の食費が女性を上回っていることがわかります。

単純に男性の方が食べる量が多い、という理由も考えられますが、私の知人や友人などの生活を見ていると、外食や調理食品に多く使っている傾向があります。

実際に、総務省の2023年の家計調査によると、

単身男性の月あたりの外食費は約13,646円で、
女性(約6,192円)の2倍以上にのぼっています。

一人暮らしの理想的な食費目安とは?

食材とお金の画像

年代・性別での食費の平均を見て、「みんな平均○○万円なら、自分もそれくらいでいいかな…」と思いませんでしたか?

さやかさん

女性の平均が35,000円なら、私使いすぎ?

ちよ

ん〜、そうとも言い切れないかな。
平均はあくまで“目安”であって、理想の食費って人それぞれ違うんだよね。
ライフスタイルや価値観によっても変わってくるから、一概には比べられないの。

食費は「手取り収入に対する割合」で考えるのが理想だと言われています。
では、理想的な食費はいくらなのでしょうか。

手取り額に対する理想の食費の割合

目安として、一般的に手取り収入の15〜20%程度に収めるとバランスが良いと言われています。
(これはあくまでも参考値であり、情報源によって異なる目安が示されている場合もあります。)

具体的な例で表すと、以下のようなイメージです。

食費の目安(15〜20%)の例
  • 手取り15万円なら:22,500円〜30,000円
  • 手取り20万円なら:30,000円〜40,000円

この範囲を目安にしておけば、無理なく食費をコントロールしつつ、他の生活費や貯金も両立できます。
これはあくまでも例なので、ご自身の手取り収入に合わせて計算してみてください。

さやかさん

わっ、じゃあ、私かなり使いすぎちゃってる💦
今日から節約しなきゃ!

ちよ

あ、そうなの…?
節約するなら、今からいうことに気をつけて。

節約しすぎはNG!健康を損なうリスク

節約するときに注意したいのが、「節約=なんでも安く安く!」と考えすぎないこと。
節約のことばかり考えていると、

・栄養不足になる
・偏った食事になる
・ストレスでドカ食いしてしまう

これによって体調不良、生活習慣病、肥満、食費の増加や医療費の負担

こういったリスクが高くなります。

ちよ

はい、私これで健康診断引っかかって、精密検査でお金かかりました💦

食費は「命を支える大事な費用」でもあるので、安さだけを追い求めず、無理のない範囲で管理することが大切です。

平均?理想?大事なのはあなたの価値観

今まで、一人暮らしの平均平均額と、理想の食費の割合をお伝えしてきましたが、
その平均額や理想とされる割合は、あくまで一般的な目安です。

特に私のような50代になると、生活習慣病や老化に備えて、若い頃より「体にいいもの」を意識するようになりますよね。
結果として、自然と食費にかける金額も増えやすくなります。人によっては、理想の食費割合よりも、高くなることもあるんです。

人それぞれの生活スタイル、年齢、健康状態、価値観など、さまざまな状況で食費は変わってくるので、「いくらが理想」と一概には言えません。

なかでも価値観は非常に重要だと私は考えます。

例えば、

  • 年齢を重ねて、若い頃以上に食事からの栄養を意識する必要がある
  • 健康維持のために、質の良い食材を選びたい
  • 忙しいから、手軽に栄養バランスの取れた食事を取り入れたい
  • オーガニック、無添加にこだわりたい
  • 外食や中食を減らして、自炊の時間を楽しみたい
ちよ

私は食が楽しみなので、多少多くかかるのは覚悟してます💦

「食」にこだわりや優先したいことがあるなら、平均額より少し食費がかかるのは自然なこと。それは決して無駄遣いではないと、私は考えます。

食費管理で一番大切なのは、金額を抑えること自体が目的になって、ストレスを感じたり、栄養が偏ったりしないことです。

ストレスなく、心も体も満たされるバランスの良い食生活を送るために、平均額という「数値」に振り回されず、あなたの価値観に基づいた「理想の食費」を見つけることが大事だと、私は思います。

一人暮らしの食費を無理なく節約する5つのコツ

理想的な食事

ここからは、理想の食費のバランスを保つために、無理なく続けられる節約術を紹介します!

自炊は「できるときだけ」でOK

節約するなら「毎日自炊しないと…」とプレッシャーを感じる必要はありません。

さやかさん

節約=毎回毎回自炊、じゃなくていいんだ!

ちよ

「節約」って意識があるだけで、生活は変わるはず。

忙しいときや、やる気のない時は、レトルト食品、冷凍食品、あるいは宅食サービスなども上手に活用しながら、できるときだけ自炊するスタイルで問題ありません。
これらを簡単に使える安い食材と組み合わせていけば、無理なく続けられそうな気がしませんか?

まとめ買い+冷凍保存テク

冷凍、または常温保存できる食品を安いときにまとめ買いしておくと、食費を抑えることができます。

例えば、kuradashi.jpを活用すると、賞味期限が近い食品などを割引価格で購入できるので、まとめ買いにぴったりです。

📝 kuradashiって?
フードロス削減を目的とした通販サイト。賞味期限が近い食品などを、安く・おいしく・無駄なく手に入れられる仕組みで注目されています。

さやかさん

なんか気になるし、めっちゃお得そう♪

私も頻繁にkuradashi.jpをチェックしていますが、最大80%オフ以上の掘り出し物がある時もあって、比較的日持ちするものがあるので助かっています☺️
賞味期限までわずかという理由で80%以上も安くなるのですが、少しくらいの賞味期限切れは気にしないという方には特におすすめです!

👉 最大80%オフの商品もあるので、節約派の方におすすめ。

➤半額以下商品多数!おトクな買い物で社会貢献【Kuradashi】公式サイト

ここからはあまり知られていないけど、冷凍しておくと便利な食材をご紹介します。

おすすめの冷凍食品
  • 納豆:1パックずつラップに包む、または冷凍保存袋に入れる
  • 焼きそば:そのまま冷凍して大丈夫
  • ピザ用チーズ:凍るまではなるべく密閉しないように冷凍して凍ったら空気を抜く
  • 油揚げ:使うサイズにカットして冷凍保存袋に入れる
  • みそ:みそは冷凍しても固くならないので、そのまま冷凍でOK

普段余りがちな食材でも冷凍しておけば、食材を無駄にすることなく節約できますね♪

コスパ最強の食材選び

ここからは、私が実際によく使っている「節約&自炊ラクちん」食材をご紹介します。

食材名ポイント調理の手軽さ
もやし安くて栄養もあり、ボリューム出しに最適レンジでもOK、包丁いらず
豆苗2回育てて使えるコスパ優秀野菜さっと炒めるだけ
豆腐高たんぱく・低価格・低カロリーカットして温めるだけ
納豆発酵食品で栄養価◎、冷凍保存も可パックのままでOK
鶏むね肉安くてたんぱく質豊富、作り置きにも最適茹でる・焼くだけでOK
豚こま切れ炒め物や汁物に万能、冷凍保存しやすい切らずに調理できる
完全栄養食品、1個あたりのコスパも◎焼く・茹でる・レンチンも可
春雨乾物で保存◎、食べ応えUPに使える戻すだけで使える

もやしはまな板や包丁も使わず、レンジ調理もできるので、時短にもおすすめです!

さやかさん

もやしはよく使ってるけど、豆苗ってどう使えばいいか分からなくて…

ちよ

豆苗はキッチンバサミでカットして炒めるのがおすすめ!
私のレシピもあるから、チェックして作ってみて。

【豆苗が苦手でも美味しく食べられる!簡単シャキシャキ炒めレシピ】

外食・コンビニの上手な使い方

外食やコンビニも割高ですが、「完全に禁止」にする必要はありません

ランチ定食(栄養バランス◎)などは比較的安く、バランスも整っています。
また、コンビニでも、サラダ+惣菜セットみたいな組み合わせにすると、バランスもよくなります。

ちよ

選び方次第では、むしろコスパが良くなることもありますね。

特に外食は精神的にリフレッシュすることもできるので、外食も上手に活用して食事を楽しみましょう😊

大事なのは、「外食はダメ」ではなく、賢く選ぶことです。
そして自分の精神面での健康を保つことも大事です。

宅食サービスを活用するという選択肢

最近は、一人暮らし向けの宅食サービスも充実しています。

宅食サービスのメリット
・栄養バランス◎
・1食あたり500円前後〜
・買い物・調理・片付けの手間ゼロ

特に「仕事で疲れて自炊する気力がない…」という日には、強い味方になってくれます!
何よりも最近の宅食サービスのレベルは高くて、レストランクオリティーの味のものも増えています。

食費の月平均のうち、冷凍食品やコンビニの食品など「調理食品」への支出は、平均で月に7,733円というデータがあるとお伝えしました。

調理食品へ使っていたお金を宅食サービスに変えれば、無理をすることなく、栄養バランスの取れた食事を手に入れることができますよね♪

さやかさん

でも、宅食って本当に節約になるの?

ちよ

うん、気になるよね。
だから、自炊・コンビニ・外食・宅食を1食あたりのコストで比較してみました。

項目1食あたりの目安特徴
自炊約300〜500円最も安く済むが、買い物・調理・片付けの手間あり
コンビニ弁当約600〜750円手軽で種類も豊富だが、栄養が偏りやすい
外食約700〜1,200円バランスは取りやすいがコスト高め
宅食サービス約500円程度〜(お試し・初回割含む)栄養バランス◎・調理不要・価格は外食より安めのものも

1食あたりの価格は自炊が一番安上がりですが、買い物、調理、片付けなどの時間を計算すると、宅食が高いとは言い切れないですよね。

ちよ

食事の準備時間を時給計算したら、かえって安上がりです。
おまけに仕事にも集中できて生産性もグッと上がります

最近では、さまざまな宅食サービスが増えて、自分生活スタイルや予算に合ったものを選べるようになしました。

グリーンスプーンのように「調理が楽しい系ミールキット」や、
デリピックスのような「レストラン品質の冷凍弁当」も登場しています。

それぞれの特徴を知りたい方は、実食レビューもぜひ参考にどうぞ👇
👉 グリーンスプーンのレビューを見る
👉 デリピックスのレビューを見る
👉つくりおき.jpのレビューを見る

食費節約でありがちな失敗パターン

女性が落ち込んでいる様子

「節約したい!」と思ってやったはいいけど、節約できなかった、という落とし穴もあります。
そして結果的に高くついてしまう、という例をご紹介します。

栄養不足に陥る

特に一人暮らしの節約でいちばん陥りやすいのが、栄養不足です。
私もそんな時期もありましたが、1日に摂る食材の数が2〜3種類、なんてこともありました。

炭水化物中心になりやすいのも特徴です。
炭水化物は体に必要な栄養素ではありますが、摂りすぎは禁物です。

過剰に摂取した炭水化物は、エネルギーとして消費されず、中性脂肪に変換され、体内に蓄積されます。
その結果生活習慣病、肥満につながる可能性があります。

そうなってしまったら、体を壊すだけでなく、医療費もかかり、かえって支払いが多くなってしまいます。

ちよ

私もご飯が大好きな時期があって、健康診断でひっかかってしまったことが…💦

なので、節約中でも、節約中でなくてもバランスの取れた食事は本当に大事です!

買いすぎて食材を無駄にする

「安かったから」といって大量に買ったのに、使いきれず食材をダメにしてしまうパターンも意外と多いです。

買ったものが無駄になるということは食材を買ったお金をなくしたようなものです😢

「使いきれる分だけ買う」「冷凍できるものを選ぶ」を意識するだけで、無駄な出費を防げます。

節約ストレスで爆食い

節約、節約で、あまりにも我慢しすぎると、ストレスがたまってしまいます。
その結果、「もういいや!」となって、ドカ食いや無駄遣いにつながることもあります。

小さなご褒美や、たまの外食をOKにすることで、ストレスをためない節約を続けましょう。

さやかさん

うわっ!私がやってしまいそうなことばかり💦
気をつけようっと

まとめ|無理なく続けるのが成功のカギ!

  • 一人暮らしの食費の平均は男性約4.7万円、女性約3.5万円
  • 手取りの15〜20%が理想

目安に、無理なく節約していくのがポイントです。

さやかさん

目安でいいんだよね!

ちよ

そっ!あくまでも目安。
無理せず、自分を大事に考えてね♪

「節約しなきゃ」とがんばりすぎず、できることから少しずつ取り入れることで、
食費の負担を減らしながら、健康的な生活を続けることができます!

とはいえ、食費を見直すのって意外とむずかしいですよね。
だからこそ、自分のライフスタイルに合った「食の仕組み」を整えることが大切です。

たとえば、
✔ 自炊ができるときはまとめ買い+冷凍テクで工夫
✔ 忙しいときは宅食で栄養バランスをキープ
✔ ちょっとしたご褒美に外食も取り入れてリフレッシュ

こんなふうに、無理せず自分なりのバランスを見つけることが、節約成功の近道です😊

あなたもぜひ、今日からできる一歩を始めてみてくださいね!

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💡「宅食ってどれが安いの?」という方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね👇
(※現在準備中です。近日公開予定!)

出典:総務省統計局「家計調査(単身世帯)」(2023年度)、総務省 家計調査 家計収支編(2023)、総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯 第2表(2023年)」

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